第68回 神宮奉納大相撲のご案内
(令和7年3月30日開催) ※終了しました
観戦にあたってのご協力(常時更新)必ずお読み下さい
伊勢神宮奉納大相撲を楽しんでいただくため、以下のご協力をお願いします。
【入場について】
・開場は朝7時となります。
・来場時間によっては立ち見となる場合がございます。
・再入場にはチケットの半券が必要となります。
【飲食について】
・場内での飲食は可能です。
・飲食店ブースも設置しますので、ご利用ください。
・場内での飲酒は控えめにお願いします。
【出店店舗】
・若松屋(練り物)
・伊勢福(だんご・地ビール)
・橘(弁当)
・なかむら珈琲(ドリンク・軽食)
・まるとも荒木田商店(肉料理)
【観戦について】
・体調がすぐれないお客様、発熱や咳など風邪の症状があるお客様は観戦をお控えくださいますようお願いいたします。
・お帰りの際は大変な混雑が予想されますので、規制退場を行う場合がございます。
≪神宮相撲場観覧時の注意事項≫
◆レジャーシート・椅子などによる場所取りを禁止いたします。
・ご利用人数に対し、必要以上の場所取りがなされるため、他のお客様がご利用いただけない場合があります。
◆ご利用人数に対し、過度の座席確保と判断した場合は、縮小をお願いすることがあります。
◆荷物などを置かれて長時間の座席確保はご遠慮ください。
・長時間放置されている場合は、撤去させていただく場合がございます。撤去した際の破損・汚損・紛失など一切責任を負いません。
令和7年3月30日(日)
午前7時開場/雨天決行
神宮相撲場(神宮会館内)
三重県伊勢市宇治中之切町152
電話0596-22-0001
※駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
内宮神苑での手数入り奉納
午前11時(雨天時は参集殿)
大 人 (前売)3,500円 ・(当日)3,800円
中高生 1,000円・小学生 500円
※伊勢神宮崇敬会会員は会員章の提示で、ご本人様に限り当日入場料から1,000円引(大人)いたします
※入場券は数に限りがございますのでご了承ください
※前売券が完売の場合、当日入場券はありません
※レジャーシート・椅子などによる場所取りは禁止させていただきます
※来場時間によっては立ち見となる場合があります
※入場券取扱所にてお求めいただけます
※入場券の転売目的によるご購入はご遠慮ください
伊勢路に春の訪れを告げる第68回神宮奉納大相撲が3月30日、うららかな春の陽気につつまれ行われました。
神宮会館内の神宮相撲場にて行われたトーナメント戦には約2,500名の観覧者が集まり、本場所さながらの取組に場内から多くの歓声が沸き起こりました。
当日、お越し下さいました皆さまにはこの場をもちまして、お礼申し上げます。
古くから日本人のくらしと強く結びつき、神事との関わりも深い相撲は「国技」として尊ばれてきました。
この「国技・大相撲」を、天照大御神さまをおまつりする神宮に奉納する「神宮奉納大相撲」は、伊勢神宮崇敬会が主催し、(公財)日本相撲協会の協賛により、昭和30年の第1回から数えて、今回で68回目を迎えました。
日本相撲協会はこの「神宮奉納大相撲」を、第1回より協会あげて神宮奉納の恒例行事として、協会巡業部が所管する相撲巡業とは趣旨性格が異なるものとして、崇敬の赤誠こめて取り組まれています。陽春の伊勢で、神さまへ技のかぎりを奉納した力士たちは、新たな気持ちで次の春巡業へと向かいます。
神宮奉納大相撲ならではの華やかな呼び物が神宮神苑で行われる「手数入り奉納」。当日午前11時、桜咲き勾う五十鈴川にかかる宇治橋を、神宮の神職を先導に呼出、行司、色鮮やかな化粧回しをつけた露払、横綱、太刀持と大関以下の三役力士が渡っていく光景が見られるのも、全国で神宮奉納大相撲だけです。宇治橋を渡った力士は横綱の「手数入り」(土俵入り)と三役力士による「揃い踏み」を奉納するのです。
一方、神宮会館敷地内の野外に常設されている神宮相撲場では、開場の午前7時より若手力士らの力のこもった稽古相撲の後、幕下以下力士の取組、初切や相撲甚句、櫓太鼓の披露、幕内力士による取組が午前中に行われます。
午後1時からはお目当ての幕内力士によるトーナメント戦が行われ、本場所さながらの熱のこもった取組に場内は歓声に包まれます。 「春のお伊勢場所」とも呼ばれる神宮奉納大相撲。本場所や他の巡業以上に人気力士と身近にふれ合える、またとない機会として地元伊勢志摩をはじめ、東海地方の多くの相撲ファンに親しまれています。
◆入場者数
・手数入式(内宮神苑) 約800人
・神宮相撲場(神宮会館) 約2,500人
◆幕内トーナメント戦結果
・優 勝 豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう ともかつ)
・準 優 勝 大の里 泰輝(おおのさと だいき)
・決まり手 突き出し
◆内宮神前土俵入(手数入式)
・揃い踏み
大の里・琴櫻・大栄翔・王鵬・霧島・阿炎
・(横綱)豊昇龍 ※雲龍型
・(太刀持ち)平戸海
・(露払い)明生
一、稽古(午前七時)
一、序二段取組
一、三段目取組
一、幕下取組
一、相撲甚句
一、初 切
一、幕内土俵入
一、横綱土俵入
一、櫓太鼓打分
一、幕内取組
一、幕内力士トーナメント
選士権大会
選士入場(午後一時頃)・国歌斉唱・式辞(伊勢神宮崇敬会)
挨拶(神宮司庁)・挨拶(日本相撲協会)・優勝幡・選士権賞返還
選士宣誓・選士退場
一、トーナメント戦
一、弓 取 式
一、千 秋 楽
一、表 彰 式
東 | ― | 西 |
---|---|---|
豊 昇 龍 | ― | 若 元 春 |
王 鵬 | ― | 翔 猿 |
阿 炎 | ― | 宇 良 |
千代翔馬 | ― | 琴 櫻 |
大 栄 翔 | ― | 隆 の 勝 |
金 峰 山 | ― | 若 隆 景 |
一 山 本 | ― | 霧 島 |
豪 ノ 山 | ― | 大 の 里 |
東 | ― | 西 | ||
---|---|---|---|---|
西 ノ 龍 | ― | 欧 勝 海 | ||
時 疾 風 | ― | 紫 雷 | ||
栃 大 海 | ― | 白 熊 | ||
御 獄 海 | ― | 嘉 陽 | ||
輝 | ― | 琴 勝 峰 | ||
朝 紅 龍 | ― | 玉 正 鳳 | ||
安 青 錦 | 佐田の海 | |||
竜 電 | ― | 美 ノ 海 | ||
獅 司 | ― | 阿 武 剋 | ||
翠 富 士 | ― | 明 生 | ||
錦 木 | ― | 湘南乃海 | ||
伯 桜 鵬 | ― | 遠 藤 | ||
熱海富士 | ― | 欧 勝 馬 | ||
正 代 | ― | 玉 鷲 | ||
平 戸 海 | ― | 尊 富 士 |
東 | ― | 西 | ||
---|---|---|---|---|
良 安 | ― | 川 村 | ||
大 皇 翔 | ― | 神 谷 | ||
千代大豪 | ― | 佐田ノ輝 | ||
長 村 | ― | 富 豊 | ||
安房乃国 | ― | 毅 ノ 司 | ||
欧 勝 竜 | ― | 謙 信 | ||
出羽ノ龍 | ― | 阿蘇ノ山 |
横綱の土俵入りのことで、《でずいり》と読みます。相撲協会の正式用語ではありません。 神宮奉納大相撲では、午前11時に化粧回しを着けた横綱、太刀持、露払をはじめ、三役以上の力士、立行司、呼び出しが、神宮の神職を先頭に宇治橋を渡ります。
その後、内宮の神苑において、大関、関脇、小結の三役揃踏み、横綱の土俵入りが奉納されます。
午前11時前には宇治橋は一時通行禁止となります。手数入奉納をご覧いただく際は、10時30分頃にはご参入いただければよろしいかと思います。
当日は春先とはいえ、まだ寒さが身にしみることも考えられます。観覧は長い間座ることになりますので、足腰が冷えないように座布団と膝掛けがあると便利で良いと思います。
また、場内にて簡易座椅子の貸出しもございます。※数に限りがあります。
料金:1,500円(返却時に500円お戻しします。)
足腰のつらい方はぜひご利用ください。
尚、当日の神宮会館は許可車両以外の出入りは禁止となりますので、公共交通機関をご利用ください。